夫(妻)の不倫の結末・浮気調査が終わった後の4つの選択肢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫(妻)の不倫の結末はどうなるのか?

浮気調査が終わった後の4つの選択肢について解説します大抵の依頼者様は

様子見、再構築、別居、離婚

この4つの中から選んで行動していくことになるかと思います。

それぞれどんなメリット、デメリットがあるのか整理してみましょう。

 

①様子見

浮気調査完了後に様子見を選ばれる方も一定数いらっしゃいます。

例えば配偶者の不倫が家庭に影響を及ぼさない範囲で、家族関係も良好である場合など。

波風を立たせたくないものの、万が一の保険で不貞の証拠をもっておきたいという方が多いです。

不貞の証拠が撮れてから3年間は有効なので、それを目安に配偶者の様子を観察する方向になるかと思われます。

3年以内に夫婦関係や家族関係の悪化がみられたり、離婚要求があった場合などには、調査で得られた不貞の証拠を使い、慰謝料請求や離婚の拒否が可能となります。

そうなった場合は、手元にある証拠を使って、話し合いで再構築を目指すのか、別居するか、離婚するかを選ぶ形になります。

 

メリット

・現段階では波風を立てずにいられる。

デメリット

・不貞相手との関係により、夫婦関係の再構築などが難しくなる場合がある。

 

②再構築

離婚も別居もせず、配偶者ときちんと話し合って再構築を目指す方もいらっしゃいます。

傾向として、家族関係、夫婦関係が悪化していない、対象者が不倫がバレないように気を使っている、などの状況であれば、再構築できる可能性は高いです。

不貞の証拠をもとにして不倫相手に対して慰謝料請求を行い、今後の接触禁止を約束させるなどの措置も可能です。

離婚も別居もしていない場合だと、慰謝料は50万円+、調査費用(2,30万円程度)になる事が多いです。

再構築できるのであれば慰謝料は要らない、という考え方も1つだと思います。

特にダブル不倫のような、不倫相手の配偶者からも請求されることがあり得る状況の場合、慎重に動く必要があります。

逆に対象者が不倫している事実を隠す意思がなく、家族関係の悪化を気にしていないような状況だと、再構築は難しいかもしれません。

それでも不貞の証拠を出した上で話し合いをされる方もいらっしゃいます。

再構築が難しいようであれば、別居、もしくは離婚となるかもしれません。

 

・メリット

家族としてやり直しを目指すことが出来る。

・デメリット

慰謝料の金額は低くなる。

再構築できるかは相手次第でもある。

 

③別居

浮気調査が完了した後、まずは別居を選ばれる方が一番多いかもしれません。

当探偵事務所としても、お勧めのやり方となります。

金銭的なメリットが最も大きく、場合によっては同居に戻り、再構築を目指すこともできます。

依頼者様よりも対象者の方が年収が高い場合、別居すれば月々の婚姻費用を請求する事が出来ます。

今すぐに慰謝料を請求するよりも、婚姻費用を数年請求する方がトータルでの金額は高くなります。

不貞の証拠を撮られた対象者は「有責配偶者」となる為、依頼者様がOKしない限り離婚は不可能となります。

つまり、離婚を拒否し続ける限り月々の婚姻費用を貰う権利が発生するという事です。

月々の請求をし続けていると、対象者側から高額の慰謝料の提示があるかもしれません。

相手側からすると、「慰謝料を増額したとしても早く離婚したい」と考える方が多いようです。

慰謝料の金額にご納得がいったら離婚に応じたり、住む場所のローンを払い続ける約束を取り付けるなど、選択肢はいくつもあります。

依頼者様の状況に応じて、有利に交渉できれば好条件を引き出すことが出来ます。

 

尚、勝手に離婚届を偽造して提出されることや、婚姻費用の未払いを防ぐため、

役所への離婚届の不受理届の提出と、婚姻費用の調停、もしくは公正証書の作成をお勧めしています。

 

メリット

・金銭的なメリットが最も大きい。

・住居や共有財産についても有利な条件を引き出せる場合がある。

デメリット

・配偶者、配偶者が雇った弁護士と、ある程度長期にわたってやり取りする必要がある。

 

④離婚

不貞の証拠をもとにして、離婚を選ばれる方もいらっしゃいます。

慰謝料の相場は200~300万円程度。

今すぐ手元に入る金額としては、大きいのではないでしょうか。

別居の方が金銭的なメリットが大きい方が多いのですが、中には別居よりもすぐに離婚したほうが良い方もいらっしゃいます。

それは「対象者よりも依頼者様の年収が上回っている場合」です。

婚姻費用は年収が高い方から低い方に支払うというかたちになるので、もし対象者より身年収が高いようであれば、離婚を選択しましょう。

尚、離婚を選ばれるのであれば、例えば不貞相手が既婚者(W不倫)でも特に気にする必要はありません。

不貞相手の配偶者にバレないようにしてあげる代わりに~というような交渉の仕方で、相場よりも高い慰謝料を貰う事も可能かもしれません。

 

メリット

・対象者と正式に離婚となる為、新たな人生という切り替えがしやすい。

・別居程ではないものの、ある程度高額な慰謝料を請求できる。

デメリット

・別居よりは金銭的なメリットが低くなる。

 

まとめ

浮気調査完了後の4つの選択肢、それぞれのメリットデメリットについて、簡単ではありますが、解説させて頂きました。

それぞれの依頼者様の状況に合わせて、一番メリットの大きいやり方で進めるサポートになれば幸いです。

 

筆者:代表 高橋 悠太

東京の探偵会社で5年程、調査及び裁判資料作成等の経験を積んだ後、現在は独立し探偵業を営んでおります。

フリーランス探偵事務所として活動を始めて約6年、300件ほどの調査を行いました。

東京都公安委員会より正式な許可を頂いて活動しています。

探偵会社に勤務していた時と合わせ、調査経験数は約700案件程。

格安での浮気調査、行動調査、所在調査、身元調査や裁判で認められる証拠収集、資料作成を主な業務としております。

主に東京都周辺及び関東で活動しています。

調査終了後のサポート、アドバイスも行っています。

費用を出来る限り抑える方針で活動しています。

 

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