調査期間中に旦那さんが部屋を借りて出て行く形で別居となりました。
別居の際の話し合いでも不倫相手がいる事は認めなかったそうです。
この時はまだ調査期間中だったので、撮れた証拠については伏せて話し合いをしたとの事です。
その後3日間調査を行いましたが、その後女性との接触が確認できませんでした。
依頼者様としてもこれ以上の調査継続は精神的にも予算的にも難しく、ここから先は交渉によって証拠を固めて行くという方針になりました。
調査により取得できたのは
・相手女性の名前、住所、勤務先
・職場内不倫であるという事
・ラインのやりとり
・手を繋ぐなどの親密な様子の映像、及び写真
です。
ホテルや自宅の出入りなど決定的な不貞の証拠がない状況でしたが、依頼者様のご都合もあり、別のアプローチで証拠を固める方針に切り替えました。
対象者は不倫相手の素性やラインまで撮影されているとは思ってもいない状態なので、
次の話し合いで今回の調査で撮影できた親密な様子、ラインのやりとりを突き付ければ口を滑らせる可能性が高い。
依頼者様にはその会話を録音して頂くようにアドバイスしました。
※尚、証拠を突きつける初回の話し合いの録音に失敗すると、次回の話し合いでは手の平を返して否認する可能性があります。
証拠を突きつけた後は対象者側も対策を考え、知識を付けて反論してくる為です。
初回の話し合いで録音することが重要です。
狙いが的中し、話し合いの場で旦那さんは不貞の事実を認め、録音も成功したとの事です。
これで『対象者本人の不貞行為の自白』という強力な証拠を得る事に成功しました。
話し合いの結果、慰謝料300万円と現在住んでいるご自宅(ローン完済済みのマンションの一室)を明け渡し、離婚という条件を提示されたとの事でした。
まだ合意書の作成など、完全な決着には至っていませんが、依頼者様に有利な条件で話し合いが進みそうです。