探偵の見積もりが100万円になる理由|「1時間5,000円〜」で確認すべき7項目

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探偵の広告で「1時間5,000円〜」と見て相談したところ、100万円前後の見積もりを提示されることがあります。

広告の料金が「調査員1名・1時間あたり」の最低料金で、実際の契約では調査員の人数、最低契約時間、基本料金、車両費、機材費、割増料金、報告書代などが加算される場合があるためです。

当事務所へ相談された方からも、他社で「1日約20万円」「数日間で100万円前後」と案内されたという話を聞くことがあります。

この記事の結論

  • 「1時間5,000円」は、調査員1名分の料金である場合があります。
  • 複数名体制や追加費用により、1日約20万円、数日間で100万円前後になることがあります。
  • 100万円が必ず不当とは限りませんが、その人数・時間・日数が必要な理由は確認するべきです。
  • 当事務所では、開始地点の出入口などを確認し、まず1名で対応できるかを検討します。

「1時間5,000円」なら、8時間で4万円ではないのか

広告で「1時間5,000円〜」と表示されていれば、一般の方が「5時間なら25,000円、8時間でも40,000円くらい」と考えるのは不自然ではありません。

しかし、この5,000円が調査チーム全体ではなく、調査員1名・1時間あたりの料金である場合があります。

3名体制で8時間調査するなら、調査員料金だけで120,000円です。そこへ基本料金、車両費、機材費、割増料金などが加われば、広告から想像した金額と実際の見積もりに大きな差が生じます。

「1時間いくらか」だけでなく、「何名分の料金なのか」「ほかに何が加算されるのか」まで確認してください。

探偵の見積もり100万円は高すぎるのか

100万円という金額だけで、高い・安いを判断することはできません。

3名以上の調査員が、長時間・複数日にわたって本当に必要な案件であれば、100万円前後になること自体は不自然ではありません。

一方、怪しい日時や開始場所が分かっており、1名または2名で対応できる案件まで、最初から3名体制・長期契約になっている場合は、その人数と日数が必要な理由を確認するべきです。

現役探偵としての回答

見積もりは「1時間いくら」ではなく、必要人数、総時間、日数、追加費用を含めた最大総額で判断してください。

他社の見積もりが高いと感じた方へ

事務所名と個人情報を隠した状態で見積書を送っていただければ、調査員数、契約時間、追加費用の内訳を整理します。


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「1時間5,000円〜」が1日約20万円になる計算例

以下は、料金が積み上がる仕組みを説明するための計算例です。実際の料金や必要人数は、探偵事務所と契約内容によって異なります。

項目計算例1日分
調査員料金5,000円×3名×8時間120,000円
基本料金1日20,000円と仮定20,000円
車両・機材費1日20,000円と仮定20,000円
深夜・休日等の割増該当する場合、調査員料金の20%と仮定24,000円
小計184,000円
消費税18,400円
1日合計202,400円

割増料金がなくても、基本料金と車両・機材費を含めた1日分は176,000円です。これを5日間行い、報告書作成費55,000円を加えると、総額は935,000円になります。

条件1日分5日分報告書込み
割増料金なし176,000円880,000円935,000円
20%の割増あり202,400円1,012,000円1,067,000円

時間単価の安さではなく、何名が何時間、何日間稼働し、どの費用が追加されるのかを確認することが重要です。

浮気調査には調査員3名が必須なのか

浮気調査だから必ず3名必要というわけではありません。

当事務所では、まず調査員1名で対応できるかを検討します。最も重視するのは、調査開始地点の出入口を1名で確認し、対象者の尾行を開始できるかという点です。

判断する条件1名を基本に検討複数名を検討
開始地点・出入口開始場所が分かり、確認する出入口が一つ複数の出入口や地点を同時に確認する必要がある
対象者の情報顔、服装、車両などが分かっている本人確認のための情報が少ない
移動・尾行一人の対象者を一つの経路で追う長時間の徒歩尾行や複数対象の同時確認が見込まれる

当事務所が扱ってきた浮気調査では、尾行開始後に複数の出入口を同時に監視し続けなければならないケースは、それほど多くありません。

必要性がある場合は増員しますが、可能性だけを理由に、すべての調査を最初から3名体制にする方法は採っていません。

同じ12万円でも、3名で1日と1名で3日では使い方が異なります

以下は、調査員1名・1時間5,000円として、調査員料金だけを比較した例です。

調査方法計算調査員料金調査できる日数
3名体制5,000円×3名×8時間×1日120,000円1日
1名体制5,000円×1名×8時間×3日120,000円3日

もちろん、3名必要な案件を無理に1名で行うべきではありません。

ただし、1名で尾行を開始できる案件なら、1日に予算を集中させるより、複数の怪しい日を調査できるようにしたほうが結果につながる場合があります。

当事務所の考え方

人数不足のリスクだけでなく、その日が空振りだった場合に次の調査機会を残せるかまで含めて、人数と日数を設計します。

1名体制で総額280,500円だった浮気調査の事例

帰宅が遅くなると分かっていた複数の平日を、各回とも調査員1名体制で調査した事例です。

調査開始地点の出入口が一つで、対象者の顔や勤務先からの出発を1名で確認し、尾行を開始できると判断しました。

最初の2回のうち1回は空振りでしたが、予算を使い切らず、翌週の怪しい日に追加調査を行う余力を残していました。

その後、ホテルへの出入りを確認し、相手女性の居住先、部屋番号、氏名、調査報告書まで含めて総額280,500円で終了しました。

調査内容料金
初回調査・5時間×2回99,000円
追加調査・5時間×2回99,000円
相手女性の氏名調査49,500円
調査報告書33,000円
調査費用の総額280,500円
調査の詳しい経過を見る

1回目の調査

対象者は退勤後、女性と合流して飲食店へ入りました。食事後は女性と別れ、ホテルの利用には至りませんでしたが、女性を追跡して居住先を確認しました。

2回目の調査

別の平日に調査しましたが、この日は女性との接触や浮気を示す行動を確認できませんでした。

ここまでの結果と対象者の行動傾向を依頼者へ説明し、追加調査を行うか相談しました。

追加調査

翌週の平日を対象として、追加で5時間調査を2回、合計10時間・99,000円でご契約いただきました。

追加調査日に対象者が女性と合流し、ホテルへ入る様子を確認しました。ホテルを出るまで調査を継続し、契約済みの10時間をこの連続調査へ充当しています。

ホテルへの出入りを写真と動画で記録したほか、女性を追跡して、初回に確認していた居住先の部屋番号まで確認しました。

契約時間を超えた部分は、本来であれば延長料金が発生する内容でしたが、本件では調査状況を踏まえて延長料金の一部を調整しました。

この事例から分かること

浮気調査には空振りがあります。本件では1名体制で複数の怪しい日に調査できる予算を残したことで、追加調査においてホテルへの出入りを確認できました。

※調査結果や必要な回数、最終的な費用は、対象者の行動や案件の条件によって異なります。

当事務所の首都圏における通常調査の料金

当事務所では、案件ごとに必要人数を判断し、調査員1名から対応しています。

内容料金・条件
5時間調査49,500円(税込・調査員1名から)
5時間調査を2回99,000円(税込)
延長1時間7,700円(税込・延長前に必ず確認)
基本料金別途請求なし
交通費首都圏の通常調査では別途請求なし
車両・機材費別途請求なし
深夜・休日等の割増料金なし
報告書33,000円(税込・必要な場合のみ別途)
動画22,000円(税込・必要な場合のみ別途)
氏名調査49,500円(税込・必要な場合のみ別途)

遠方への移動や特殊な条件で費用が変わる可能性がある場合は、契約前に説明します。

なお、3名体制が本当に必要な案件と、当事務所が1名で対応できると判断した案件は、同じ条件での料金比較ではありません。重要なのは、依頼者の状況に対して、その人数と時間が必要かどうかです。

自分の場合はいくらになるのか知りたい方へ

怪しい日時、調査開始場所、移動手段など、分かる範囲でお送りください。必要な回数と費用の目安をご案内します。


LINEで料金と必要回数を相談する

探偵の見積もりで確認すべき7項目

見積書を受け取ったら、広告の時間単価だけでなく、次の項目を確認してください。

確認項目確認する内容
1.時間料金調査員1名分か、調査チーム全体の料金か
2.調査員数なぜその人数が必要で、各調査員にどのような役割があるか
3.最低契約最低時間と最低日数、未使用時間の扱い
4.日ごとの費用基本料金、車両費、機材費が調査日ごとに発生するか
5.割増・延長深夜、休日、延長の料金と、延長前に確認があるか
6.報告書・実費報告書、動画、交通費、高速料金、宿泊費などが含まれるか
7.成功条件と総額成功報酬の「成功」の定義と、最終的に支払う最大総額

契約人数と実際の稼働人数を確認する

依頼者は通常、調査現場に同行しません。人数によって料金が大きく変わる契約なら、各調査員の開始・終了時刻、途中で人数が変わった場合の連絡と精算方法、実働人数が分かる記録を確認しておきましょう。

料金と調査体制は、契約前後の書面で確認する

警視庁の「探偵業ガイド」では、契約前書面の記載事項として、従事人員・使用車両・機材などの調査体制、通常見込まれる調査時間、料金の概算額、契約解除時の返金や違約金などが示されています。

契約後書面では、実際に契約した調査の内容、期間、方法、調査体制、調査料金の総額と明細、追加費用などを確認してください。


警視庁「探偵業ガイド」を確認する

複数名体制の見積もりを受けたときの質問文を表示する

今回の調査に必要な人数について確認させてください。

・調査員は何名で、各調査員にはどのような役割がありますか?
・全員が調査開始から終了まで稼働しますか?
・一部の時間だけ人数が減った場合、料金は精算されますか?
・今回の開始場所や移動手段では、1名または2名での対応は難しいでしょうか?
・調査後に、各調査員の稼働時間が分かる記録を受け取れますか?

契約前に、必要人数と最終的な総額を確認したいです。

その場で契約せず、見積書を一度持ち帰る

対象者が近日中に浮気相手と会うなど、本当に急ぐ案件もあります。ただし、100万円前後の契約内容を理解できていない状態で即決する必要はありません。

少なくとも、料金、人数、時間、キャンセル料金、調査日の変更、未使用時間、追加調査の確認方法、最大総額を確認してから契約しましょう。

探偵の100万円見積もりについてよくある質問

探偵の見積もりが100万円なら高すぎますか?

金額だけでは判断できません。必要な人数、時間、日数、追加費用を分解し、その案件に必要な調査内容なのか確認してください。

浮気調査で1日20万円は普通ですか?

3名体制で長時間調査する場合は、1日20万円前後になることがあります。ただし、1名または2名で対応できる案件まで同じ金額になるわけではありません。

浮気調査には必ず3名必要ですか?

必ずではありません。複数の出入口を同時に監視する場合や、長時間の徒歩尾行などでは複数名が必要になりますが、開始地点の出入口などの条件によっては1名から対応できます。

なぜフリーランス探偵事務所は1名から調査するのですか?

調査開始地点の出入口を1名で確認し、尾行を開始できるかを先に判断するためです。1名で対応できる案件では、空振りに備えて調査できる日数を確保します。

他社の見積書だけ相談できますか?

可能です。事務所名と個人情報を隠した状態で、調査員数、時間、日数、追加費用が分かる部分をLINEでお送りください。

探偵の見積もりは、時間単価ではなく総額で比較してください

高額な見積もりでも、調査内容、必要人数、調査時間が妥当であれば、必ずしも不適切とは限りません。

契約前に、調査員数、調査時間、契約日数、追加料金、成功条件、キャンセル条件、最大総額を確認してください。

見積書を受け取ったものの、内容が分からない方へ

見積もり総額:
調査員数:
契約時間・日数:
別途費用:
怪しい日時:
確認したいこと:

見積書を送る場合は、個人情報と探偵事務所名を隠して構いません。


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執筆・監修:フリーランス探偵事務所 代表 高橋 悠太
探偵会社で約5年間、尾行・張り込み、撮影、報告書作成などの調査業務に従事。その後、フリーランス探偵事務所として独立し、約8年間で約800件の調査に携わっています。
東京都公安委員会 探偵業届出済証明書番号:第30210128号
事務所概要・代表者情報はこちら
公開日:2026年7月29日
最終更新日:2026年7月29日

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