警戒している対象者の尾行方法
浮気調査のご依頼をお引き受けする中で、既に対象者が警戒している状態でご相談頂くケースがあります。
・依頼者様自ら尾行してバレてしまった。
・友人に頼んだら失敗した。
・探偵社に調査を依頼したが尾行に気づかれてしまった。
・鞄に仕込んでおいたGPSがバレた。
過去にこのような経緯があると、対象者は尾行に対して警戒心を抱いているかもしれません。
そのような状況の場合、不貞の証拠撮影はどのように進めれば良いのか?
対象者が本当に上手く尾行、調査に対して対策していれば調査は難しい場合がありますが、どんな所に気をつければ良いのか分かっていない方がほとんどです。
探偵の調査の手口は探偵経験者でもないと対策しきるのは中々難しく、
依頼者様のお話を伺うと意外と突破口は見つかるものです。
このような場合、どんなポイントが調査の突破口になるのか?
大まかに分けると2つ。
・対象者の移動手段。
・浮気相手についての情報。
からヒントを得られる可能性があります。
対象者が車移動の場合、車両にGPSを付けて調査を行います。
※車両は依頼者様との共有財産でなければGPSの取付は不可能です。
車両にGPSを付けておけばこちらがリスクを冒して対象者の視界に入る必要が無い為、ホテルから出てくるタイミングなどを撮影する事ができるかもしれません。
対象者が徒歩移動、警戒していて尾行が不可能な場合。
そんな時は浮気相手の方から追跡を開始するというのも1つの手段となります。
浮気相手から尾行を始める為に必要なのが、浮気相手の情報です。
現住所、勤務先などが分かっていればそこから追跡出来ます。
現住所までご存知の依頼者様はなかなかいらっしゃいませんが、
職場内不倫などで配偶者と同じ職場に勤務している場合は結構あります。
職場から追跡、対象者と合流して何をするのか。
その後も追跡して自宅を判明させる。
対象者も浮気相手と合流するまでは後ろを気にするなどのそぶりを見せますが、合流した途端に警戒が緩むというのは案外多いです。
浮気相手の現住所、勤務先が分からない場合。
その場合は携帯番号、車両ナンバーなどから現住所を割り出すという手段が取れるかもしれません。
これは弁護士にお願いする必要があるので、委任状などか必要になります。
※あくまで個人情報ではあるので、不貞の証拠が揃うまで住所などの詳細情報お伝え出来ない場合があります。
不貞行為を行う場所が浮気相手宅の場合。
上記の方法などで浮気相手宅が割り出せた場合は、初めから尾行なんかせずにその建物、部屋のドアを撮影しっ放しにするという手段もあります。
本当に対象者の警戒行動で調査できる余地がない場合は、以下のようなケースです。
・浮気相手に会う時は常に徒歩移動、尾行を意識して後ろを振り向いたり、Uターンなどを繰り返す。
・浮気相手について全く情報がない。
・その他ヒントになるような情報もない。
・会っている場所、利用する駅など、些細な情報すらない。
※今まで既に対象者が警戒しているケースのご相談を頂いた中で、一切情報がない事の方が珍しいですが。
このように、対象者が警戒していたとしで突破口は見つかる可能性があります。
もちろん全ての調査に当てはまるとは言い切れませんが、プロの探偵に依頼すれば警戒されて諦めていた不貞の証拠の撮影が可能かも知れません。
そもそも依頼者様が思っているほど警戒していないかも知れません。
過去のケースだと、
同じく対象者は尾行に対して警戒しているが、職場内不倫、浮気相手女性は全く警戒しておらず、自宅の判明と女性宅近辺のカーシェアを借りて車内で行為していた証拠動画を撮影できたケースや、
尾行に対しては思いっきり警戒しているのに不貞場所が相手女性宅だったので、ビデオカメラを置いておくだけで簡単に証拠が取れてしまったケースがありました。
その件は調査事例として載せていますので、よろしければご一読下さい。↓
調査手段は対象者を尾行する事だけではないです。
馬鹿の一つ覚えのように配偶者だけをずっと追い続ける訳ではありません。
対象者はあくまで素人。
調査手段が多岐に渡るという事が全く分かっていないのです。
ちなみに、ご相談される方の約半分くらいの方が、「対象者は警戒心が強いけど尾行できるかな?」という心配をされています。
その根拠は
・対象者はよく歩いている芸能人に気がつく
・神経質だから
・いつもキョロキョロしている。
などです。
この程度なら全く問題ありません。
依頼者様ご自身は今裏で証拠を狙っている最中なので、逆に「もしかしたら旦那も裏で何かしているかも?」などと考えてしまう方は結構いらっしゃいます。
案外、対象者はなんにも考えずに生活しているので大丈夫です。
「うちの旦那は警戒心強いから探偵に頼んでも無理だろうな、、」などとお考えの方も、まずは一度お問い合わせ頂けると有り難いです。
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筆者:代表 高橋 悠太 東京の探偵会社で5年程、調査及び裁判資料作成等の経験を積んだ後、現在は独立し探偵業を営んでおります。 フリーランス探偵事務所として活動を始めて約6年、300件ほどの調査を行いました。 東京都公安委員会より正式な許可を頂いて活動しています。 探偵会社に勤務していた時と合わせ、調査経験数は約700案件程。 格安での浮気調査、行動調査、所在調査、身元調査や裁判で認められる証拠収集、資料作成を主な業務としております。 主に東京都周辺及び関東で活動しています。 調査終了後のサポート、アドバイスも行っています。 費用を出来る限り抑える方針で活動しています。 |