このページは、
「依頼者の将来設計まで見据えて動ける弁護士の方」と
組みたいと考えている探偵としての、私自身の考えをまとめたものです。
もし依頼者様の立場でこのページを読まれている方がいれば、
「調査をして終わり」ではなく、
その先の選択まで一緒に考える姿勢を大切にしている、
という点だけ伝われば十分だと思っています。
浮気調査や離婚問題に関わっていると、
「探偵と弁護士がうまく連携できていない」
その結果、一番割を食っているのが依頼者になっているケースを多く見てきました。
私は探偵という立場で仕事をしていますが、
現在、組める弁護士を探しております。
それは仕事を回したいからでも、紹介料の話でもありません。
依頼者の将来設計まで含めて考えられる関係性で、一緒に判断できる弁護士と仕事がしたい。
ただそれだけです。
探偵の役割は「証拠を取ること」ではない
世間一般では、探偵=浮気の証拠を取る人、というイメージが強いと思います。
ですが、現場で感じている実感としては、証拠を取ること自体はゴールではありません。
重要なのは、
今の証拠で、どんな判断ができるのか
どの選択肢が現実的なのか
これ以上調査を続ける意味があるのか
それは依頼者の将来にプラスになるのか
ここまで含めて考えることです。
この段階になると、探偵単独では限界があります。
弁護士との連携が不可欠になります。
正直、探偵業界にも問題は多い
ここは隠さずに書いておきます。
弁護士の方から
「探偵って高いですよね」
と言われても仕方がない部分は、確かにあります。
実際、探偵業界には、
広告では安く見えるが、実際の見積もりはまったく違う
「必ず証拠が取れる」「成功率99%」といった誤解を招く広告
相談が進むと、1日20万円・30万円が当たり前
総額で200万円、300万円かかる提案も珍しくない
こうしたケースが多く、
それを見ていれば
「依頼者のためにならないからやめた方がいい」
と判断する弁護士が多いのも、自然な流れだと思います。
証拠に対する理解が浅い探偵も、残念ながら多い
さらに問題だと感じるのは、証拠そのものに対する理解が乏しい探偵が少なくないことです。
写真はあるが、法的評価を考えていない
どの証拠が決定打になるのか分かっていない
量を増やせば価値が上がると思っている
その結果、
依頼者の不安を必要以上に煽る
「まだ足りない」「もっと取らないと危ない」と調査を延ばす
最終的に、慰謝料額と釣り合わない費用になる
こうした相談を、私は何度も受けてきました。
この実情を知っている弁護士が、
「それなら探偵に頼むのはやめた方がいい」
と言いたくなる気持ちも、私は非常によく分かります。
当社は「依頼する意味がある探偵事務所」でありたいと考えています
当社は、
「探偵に依頼すること自体に意味がある形」を作るために、
運営の仕組みそのものを工夫しています。
探偵に依頼する意味がなくなってしまうのは、
調査日数が膨らむこと自体が前提になっている
取れるか分からない証拠を、漫然と追い続ける
調査費用と、最終的な回収額の関係を考えない
こうした運営が行われている場合です。
当社では、そうならないよう、
調査開始前に「どこまで取れれば十分か」を明確にする
必要最低限の証拠が揃った時点で、こちらから調査終了を提案する
調査費用が、請求相手に弁償させる範囲を大きく超えないよう設計する
といった形で、
調査が長引くほど利益になる構造を作らない運営を行っています。
その結果、
調査費用を抑えたまま証拠を確保する
依頼者の手元に資金を残す
次の判断(請求・交渉・手続き)にスムーズに進める
こうした形で、
「探偵を使って良かった」と言える結果につなげることが可能になります。
探偵に依頼する意味は、
業種そのものにあるのではなく、
その探偵社が、どのような考え方と体制で運営されているか
によって決まると、当社は考えています。
「依頼者の将来設計を考える」とはどういうことか
将来設計というと少し大げさに聞こえるかもしれません。
ですが、現場では極めて現実的な話です。
離婚するのか、しないのか
別居を続けるのか、区切りをつけるのか
財産分与はどの程度見込めるのか
婚姻費用や養育費はどうなるのか
今、調査費用をかける意味はあるのか
これらはすべて、依頼者のこれからの生活に直結する判断です。
これまでに見てきた「連携が難しかった弁護士像」
私がこうした考えに至ったのは、これまで実際に多くの弁護士と関わってきたからです。
例えば、
調停の結果や進捗を、依頼者にほとんど報告しない
依頼者から連絡しないと何も進まない
返信が極端に遅い
基本的な前提知識が浅い
「なぜ探偵である私の方が詳しいのだろう」
と感じたことも、正直一度や二度ではありません。
問題なのは「能力」ではなく「姿勢」
ここで言いたいのは、すべての弁護士がそうだ、という話ではありません。
問題なのは、
状況を共有しようとする姿勢
判断材料を示そうとする意識
他職種と連携しようとする態度
こうした姿勢の差です。
依頼者が
「まず自分の弁護士を説得しなければならない」
そんな状態で戦う必要は、本来ありません。
「まず自分の弁護士を説得しなければならない」状況が、実務では本当によくあります
実務の中で、非常によくある光景があります。
依頼者が弁護士を探しに行き、
相談をした後にこう聞いてくるのです。
「弁護士さんに、こう言われたんですけど、これは正しいんでしょうか?」
その内容を聞くと、
こちらとしては
「それは少し違いますね」
「その前提は、正確ではありません」
と説明しなければならないケースが、正直少なくありません。
そして多くの場合、
そこから始まるのが
**“本来は不要なはずの、弁護士を説得する工程”**です。
「こういう事情なので、こういう点をもう一度確認してもらってください」
「この点については、こういう見方もありますよ、と伝えてみてください」
そうやって、
依頼者に“弁護士への説明役”をお願いする形になる。
この構図に、
私は何度も強い違和感を覚えてきました。
特に多いのは、前提となる重要な論点が共有されていないケースです
よく問題になるのは、次のような点です。
別居が始まった後の不貞の証拠が、どのような意味を持つのか
夫婦関係破綻が、どの条件で認められるのか
探偵費用を、請求相手に弁償として求められる可能性があること
これらは、
離婚や慰謝料請求を考える上で、
極めて重要な前提条件です。
にもかかわらず、
その前提が正しく共有されていないまま話が進み、
結果として、
「それなら調査は意味がないですね」
「もう今さら証拠を取っても仕方がないですね」
といった説明がされてしまう。
その結果、
依頼者と私は、まず
“自分の味方であるはずの弁護士”を説得するところから始めなければならない
という状況に置かれることになります。
本来、戦う相手はそこではないはずです
依頼者は、こう思っているはずです。
「あなたは、私の味方ですよね?」
「なぜ、まずあなたと戦わなければならないんでしょうか?」
この疑問は、
とても自然で、もっともなものだと思います。
弁護士と依頼者、
探偵と弁護士、
本来は同じ方向を向いて進むべき関係です。
それが、
前提条件の共有不足や、説明不足によって、
依頼者が板挟みになってしまう。
この状態は、
依頼者にとっても、
結果にとっても、決して良いものではありません。
だからこそ「最初から同じ前提で話せる弁護士」が必要だと感じています
私が「一緒に考えられる弁護士」を探している理由の一つが、
まさにここにあります。
前提条件を共有した上で話ができる
調査の意味やタイミングを一緒に判断できる
依頼者を、無用な説得役にしない
依頼者が、
「まず自分の弁護士を説得しなければならない」
そんな状況に置かれずに済むように。
探偵と弁護士が、
最初から同じ地図を見て進める関係を作ることが、
依頼者の負担を減らし、
結果的に最善の判断につながると、私は考えています。
実は、調査後に「良い弁護士さんいませんか?」と聞かれることが多いです
実務の話をすると、調査が終わった後に、
依頼者様から 「良い弁護士さんいませんか?」 と聞かれることがとても多いです。
ですが現状、私から自信を持って
「この方なら大丈夫です。ぜひ連絡してみてください」
とご案内できる弁護士さんが、十分にいるとは言えません。
そのため今は、依頼者様へ
「こういう観点で探してみると合う弁護士さんが見つかりやすいです」
という形で、ご自身で合う弁護士さんを探してみてください
というご案内しかできていないのが正直なところです。
本当は、依頼者様に対して
「良い先生がいますよ。信頼して任せられる方です」
と胸を張って言える状態にしたい。
だからこそ私は、
信頼して任せられる弁護士さんとつながりたいと思っています。
最後に|数はいりません
私は、多くの弁護士と広く付き合いたいわけではありません。
本当に噛み合う方と、長く、安定して、依頼者にとって意味のある仕事ができれば十分です。
もし、
この考え方に共感していただける弁護士の方がいれば、
一度、情報交換ができればと思っています。
探偵と弁護士がきちんと連携できれば、
依頼者の選択肢は、確実に増えます。
そのための関係を、これから作っていきたいと考えています。
実は、ここまでの考えに至るまでに、
私自身が大きな失敗をした経験があります。
過去に、
「依頼者様にとって最善になるはずだ」
と考え、ある弁護士を紹介したことがありました。
しかし結果として、その弁護士は
依頼者様の将来設計を十分に考えた対応とは言えず、
依頼者様にとって苦しい状況を生んでしまいました。
あくまで私の視点ではありますが、
この件については、
紹介した私自身の判断が甘かったと強く反省しています。
本来、依頼者を守るために行ったはずの紹介で、
逆に不安や負担を与えてしまったことを、
今でも本当に申し訳なく思っています。
この経験があったからこそ、
私は「誰と組むか」を以前よりも慎重に考えるようになりました。
経験年数や肩書きではなく、
依頼者様の人生をどう扱うか。
他職種とどう向き合うか。
その姿勢を何よりも重視しています。
なお、私が探しているのは
「今この瞬間に能力が完成されている弁護士」ではありません。
弁護士になりたての方であっても、
調査の意味やタイミング、
依頼者様にとって何が最善かを一緒に考え、
吸収しようとする姿勢がある方であれば、ぜひ組みたいと思っています。
経験や肩書きよりも、
前提を共有し、対話できる関係性を何より重視しています。
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