浮気による慰謝料請求の成功率

探偵に浮気調査を依頼する方のほとんどが最終的には慰謝料請求をお望みです。

離婚するなら配偶者プラス不倫相手に対して。

離婚しないなら不倫相手に慰謝料請求、および今後の接触禁止の合意を要求する事が多いです。

 

念頭に置いておくべき点として、慰謝料を請求さえすれば相手が必ず払ってくるとは言い切れません。

請求するだけなら誰でも出来ますが、一番重要なのは回収出来るかどうかです。

慰謝料が手元に入ってきて初めて成功と言えます。

 

浮気調査の目的としては、なるべくお金、時間、労力を少なく、相手に対する要求を通す材料を集めるのが狙いです。

最終的な着地点として依頼者様の要求を請求相手に呑ませる為には証拠、請求相手の情報、交渉の進め方が重要になってきます。

 

依頼者様の状況を大別してみると、

ご依頼前の段階では

1、決定的な証拠もない、不倫相手についても分からない。

2、証拠があるけど不倫相手については分からない。

3、証拠はないが不倫相手については分かっている。

ご依頼後だと

4、証拠も不倫相手の情報も掴めている。

この4つのどれかです。

 

それぞれの状況での成功率としては、

1、慰謝料は見込めない状態。

証拠がない場合、よほど請求相手がお人好しでもない限り慰謝料は取れません。

お金の絡む話をした時点で証拠を出せと言われたり、しらを切り通されて終わります。

 

2、配偶者に対してのみ慰謝料を取れる可能性がある。

が、金額も低くなりやすく、成功率も3割といったところです。

不倫相手について分かっていない為、「相手に迷惑をかけたくない」という心理をつく事が出来ません。

離婚しないなら配偶者に慰謝料請求しても意味があるとは言い難いですし、

離婚する場合でも交渉が長引いたり、精神的に疲れてしまい、泣き寝入りになってしまう可能性も捨てきれません。

 

3、浮気相手によっては慰謝料請求が成功する可能性もあります。

不倫相手の状況次第ではあるのですが、例えば職場内不倫や、ダブル不倫の場合は決定的な証拠がなくても交渉出来ます。

「事を大きくすると職場や不倫相手の家族まで巻き込むことになりかねない」

となると、慰謝料を払ってくる可能性も高いです。

逆に水商売や無職、家族もいないとなると慰謝料請求は難しいです。

 

4、9割以上の確率で慰謝料請求は成功します。

配偶者、浮気相手共に無職など、余程極端な状況でない限りは問題ありません。

手持ちのお金がなさそうに見える方でも案外どこからか用意してくるものです。

過去には職場の社長に頭を下げて数百万借りてきた調査対象者や、親や消費者金融に借りてきた方もいました。

 

証拠があるのかないのか、不倫相手について分かっているのかどうかが慰謝料請求する上での鍵となります。

その他、配偶者が離婚したがっているかどうか、仕事は何をしているのかなど色々な要素が絡んでくるのですが、

基本的に証拠、不倫相手の素性が分かっていれば慰謝料請求の成功率は非常に高いです。

 

ただ、交渉の進め方の順番を間違ったり、不適切な使い方をすると本来取れるはずだった慰謝料を逃す事態になります。

不倫相手の身元が判明する前に証拠を突きつける、撮れた証拠を用いて不倫相手の勤務先や自宅に突撃するなど、相手方に反論の余地を与える行動は避けるべきです。

 

手元にある交渉材料の使い方も重要になってきます。

そのあたりは調査中、調査完了後にもアドバイスさせて頂ければと思います

 

筆者 代表・高橋 悠太

フリーランス探偵事務所・代表。 探偵暦9年。 各種調査、裁判資料作成業務など。 調査の事例などの記事を更新します。