浮気調査の費用、弁護士費用は慰謝料に上乗せ出来るのか？
浮気調査をご依頼される方のほとんどは、その後の生活の為に慰謝料請求までお望みです。
探偵の浮気調査費用、弁護士費用も考慮した上で最終的に出来る限り多くのお金を手元に残す必要があります。
この「探偵調査費用」「弁護士費用」は請求相手に対して弁償させる事が出来るのか？
結論としては、
・探偵費用は高額過ぎなければ、
・弁護士費用は請求額の１０%ほど、
は裁判で判決がとれます。
裁判で判決と言いましたが、現実的な話をすると当探偵事務所の場合、裁判で判決まで行った例は３年間で１件しかありません。
１年でざっくり約６〜７０件程の調査を行っていると考えると、判決まで行くのは２００件に１回あるかないかという感触です。
９０%は示談、万が一示談で終わらずとも裁判中の和解で話し合いがまとまります。
なので、きちんと裁判でどのくらい判決が取れるのか？
という点についてデータが取りきれていない部分があるのは確かです。
判決までいかずとも示談、もしくは和解の中で探偵調査費用、弁護士費用を相手に対して請求出来るのか？
というのが本質的に多くの依頼者様が知りたい所だと思います。
探偵、弁護士を利用して慰謝料請求した場合、かかった費用を相手に対して弁償させられるのか？
これに対する当探偵事務所の答えとしては「相場よりも高く慰謝料が取れるケースが多い」とお答えします。
当探偵事務所の場合、調査終了後はこちらの提携弁護士と組んで依頼者様のサポートを行っています。
※ご自身で弁護士を用意して頂いても問題ありません。
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示談交渉の場合、例えば離婚無しで状況的に相場が５０万円の交渉をスタートしたとします。
探偵費用は３０万円、弁護士費用は２０万円かけていると仮定。
その場合、提携弁護士はひとまず
・慰謝料８０万円
・探偵調査費用３０万円
・弁護士費用２０万円
合計１３０万円支払って下さい。
と浮気相手に対して手紙を送ります。
相場からすると非常に高いですが。
そうすると請求相手の次の反応としては、
・９割程が弁護士を用意してきて交渉スタート。
・１割程が請求相手自ら交渉。
・非常に少ないですが無視。
この３パターンです。
交渉の際、大抵の相手は減額を要求してきます。
ここで１３０万円の慰謝料から少し減額してあげて、７０〜１００万円で決着する。
というのがよくあるパターンです。
この例を見て頂ければ分かると思いますが、内訳を決めて支払って来ている訳ではないので、
どのくらい弁償させられたか？
というのは何とも言い難い部分があります。
でも相場よりは間違いなく取れており、探偵費用、弁護士費用分を弁償させることが出来ているという見方が出来ます。
大抵の場合、探偵を雇わなかった時に比べて多めの慰謝料を請求できます。
ただし、１つ注意点があります。
探偵費用は高額過ぎると請求相手に全額弁償させる事は不可能になります。
当探偵事務所の感触でいうと、判決まで進んだ１件は総額８万円で済んだのですが、それについては８万円全額裁判で判決が取れました。
平均的なケースだと、示談で相手に対して違和感なく請求出来るのは探偵費用３０万円前後までです。
探偵費用が５０万円くらいでも請求できた例はありますが、そのくらいまで行くとある程度の減額要求が来てしまいます。
当探偵事務所の感触的に、相手に弁償させられるのは３０万円プラス弁護士費用という所なのかなと感じております。
という事は、一般的な探偵社のように費用が７０万円、１００万円、２００万円となってしまうと相手に対して弁償させる事が不可能になり、
貰える慰謝料よりも調査費用が高くなってしまいます。
それでは今後の生活の為になりません。
依頼者様が多大なリスクを背負い、請求相手にダメージを与えるという意味しか無くなってしまいます。
調査で良い結果が出なければ、ただ費用を消費しただけで請求相手にダメージすら与えられません。
理想的な形は、
「依頼者様の手元に多くの慰謝料を残しつつ、請求相手に制裁を与える」
という形だと思います。
その為には調査費用も弁償させられる範囲に抑える必要があると当探偵事務所は考えています。
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  | 筆者：代表 高橋 悠太 東京の探偵会社で５年程、調査及び裁判資料作成等の経験を積んだ後、現在は独立し探偵業を営んでおります。 フリーランス探偵事務所として活動を始めて約６年、３００件ほどの調査を行いました。 東京都公安委員会より正式な許可を頂いて活動しています。 探偵会社に勤務していた時と合わせ、調査経験数は約７００案件程。 格安での浮気調査、行動調査、所在調査、身元調査や裁判で認められる証拠収集、資料作成を主な業務としております。 主に東京都周辺及び関東で活動しています。 調査終了後のサポート、アドバイスも行っています。 費用を出来る限り抑える方針で活動しています。 |
