そもそも「不貞が存在しない」可能性が高い相談パターンがあります

浮気調査のご相談を受けていると、
調査以前の段階で「これは、そもそも不貞がない可能性が高いな」と感じるケースがあります。

代表的なのが、次のような状況です。

  • 旦那(妻)は帰宅時間が大きく乱れていない

  • 毎日ほぼ決まった時間に帰ってくる

  • 休日も特別に外出している様子はない

  • ただ、依頼者様の中では「なぜか怪しい」「違和感がある」

そして多くの場合、
「出勤時間や帰宅時間を合わせて、短時間だけ接触しているのではないか」
という疑念に行き着きます。

この発想自体は自然です。
生活リズムが変わらないが、“見えないところで何かしているのでは”

と考えてしまうのは無理もありません。

ただ、探偵として数多くの現場を見てきた立場からお伝えすると、
このパターンは、実際に調査をしても“不貞の事実が確認できない”ことが非常に多いです。


なぜ「不貞がない可能性が高い」と言えるのか

理由は単純で、
不貞関係が継続している場合、生活のどこかに必ず歪みが出るからです。

  • 帰宅時間が不自然に遅くなる

  • 特定の曜日だけ行動が変わる

  • 休日に理由の曖昧な外出が増える

  • 宿泊・長時間の空白が発生する

こういった変化が、どこかしらに現れます。

一方で、
「毎日ほぼ同じ時間に帰宅し、休日も動かない」状態が長く続いている場合、
不貞関係を維持するための“時間的・行動的余地”そのものが存在しないことが多いのです。

短時間で会う不倫が理論上あり得ることと、
現実として“継続的な不貞関係が成立している”ことは別問題です。


調査をしても証拠が出にくい=不貞がないケースが多い

このタイプの相談で調査を行った場合、

  • 張り込み・尾行をしても特段の動きがない

  • 仕事と自宅の往復のみで終了する

  • 数日〜複数回調査しても状況が変わらない

という結果になることが少なくありません。

もちろん、
調査時間外に何も起きていないと100%断言することはできません
それは「悪魔の証明」になります。

ただし、
何度か調査を行っても、不貞につながる行動が一切確認できない場合、
現実的には“不貞そのものが存在しない”と判断できるケースが大半
です。


不安=浮気、とは限りません

ここで大切なのは、
「違和感を抱いたあなたが間違っている」という話ではない、ということです。

夫婦関係の中で、

  • 会話が減った

  • 態度が変わった気がする

  • 気持ちの距離を感じる

こうした変化があると、
人は理由を探そうとします。
その行き先が「浮気」になることは、決して珍しくありません。

ただ、その違和感の原因が
必ずしも“不貞行為”であるとは限らないというのが現実です。


それでも調査は可能です。ただし「前提」を理解した上で

当社では、このようなケースでも調査のご依頼はお受けできます。
ただし、

  • 結果が出にくい可能性が高いこと

  • 費用対効果が合わないケースがあること

これを正直にお伝えした上でお引き受けしています。

「不貞の可能性を裏付けたい」のか、
「不安を整理したい」のか。
この違いによって、取るべき行動は変わります。


最後に

浮気調査は万能ではありません。
そして、すべての違和感が“不貞”に結びつくわけでもありません。

今回ご紹介したような
生活リズムが崩れていない・外出もない・行動に歪みがないケースでは、
そもそも不貞が存在しない可能性が高い――
この視点も、ぜひ持っておいてください。

その上で、必要であれば調査は可能です。
「調査をすること」自体が目的にならないよう、
一度立ち止まって考える材料として、この記事が参考になれば幸いです。